賃貸物件引越し隊-内見のポイントから住民票手続きまで完全解説

賃貸物件の選び方、内見や引越しのポイントを解説。快適な家を探しましょう!

運転免許証の住所変更手続き(受付場所、必要書類など)

引越しに伴って住所が変わった場合には、運転免許証に記載の住所を変更する手続きが必要です。この手続きを行っていない場合には、運転免許証の更新通知が旧住所に届くことになり、最悪の場合運転免許証が執行になってしまう恐れもありますのでご注意ください。

 

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運転免許証の住所変更の受付場所

警察署、免許更新センター、運転免許試験場で受けています。平日に対応できる方は、警察署が一番数が多いので警察署に行くのが良いでしょう。警察署は基本的に平日しか受付をしていませんので、土日にしか行けない方は運転免許試験場に行くことになります。(道府県によっては、土日の受付をしていないところもありますのでご注意ください。)

 


手数料

運転免許証の住所変更の場合には手数料はかかりません。

 


必要書類

①運転免許証

②新しい住所が確認できる書類

(例)住民票、マイナンバーカード(マイナンバー通知カードは対象外)健康保険証、消印付郵便物、住所が確認できる公共料金の領収証など

 

引っ越しの際には、住民票の移動手続きで役所に行くと思いますので、その際に新しい住所の住民票を1部発行してもらっておくと、免許証の住所変更に使うことができて便利です。

 


まとめ

引越しに伴う各種住所変更手続きは面倒ですが、早めに済ませておかないと各種行政サービスが受けられなかったり、旧住所に郵便や荷物が届いてしまうといったデメリットがありますので、引越しをしたら早めにまとめて済ませてしまうとよいでしょう。

 

 

インターネット(ホームズやスーモ)で物件を探してみよう!

引越しの検討を始めたら、さっそくインターネットで物件を探してみましょう。

 

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最近はスマホのアプリも充実しているので、ホームズ、スーモ、アットホームなど好きなものを選んで使ってください。

 

インターネットで物件を探すときは、以下の項目に注目して見て見ましょう。

 

 

お金、予算関係

・家賃、共益費
礼金(平均的には家賃の1月分ほど)
・敷金(平均的には家賃の1月分ほど)
・仲介手数料
・更新料
・短期解約違約金
(1年以内に解約をすると家賃1月分程度の違約金を取られる物件もあります。)

 

住居にかける予算を考えるときは、毎月の家賃ではなく一般的な更新期間である2年間の総額で考えると良いでしょう。

 

家賃が安くても礼金や仲介手数料が高い場合には結果的に割高になってしまいます。

 

また、敷金については退去時に返還される(退去時の清掃料等に充当される)ものなのであまり気にする必要はありません。

 

建物の構造

賃貸物件の構造は大きく分けると、木造、鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の4種類があります。 構造ごとにそれぞれメリットデメリットがありますので、特徴をよく理解して選ぶとよいでしょう。

 

・木造

木造は文字通り木材を主な建材として建てられた住宅で、小規模なアパートなどに多い構造です。

メリットとしては、材料費が安く短い工期で建物を建てられることから、家賃が安くなりやすいというのが挙げられます。また、木材は室内の湿度を安定させる作用も持っています。これは木材が水分を保持することから、乾燥時には水分を放出し、反対に湿度が高い時には木材が水分を吸収してくれることで室内を快適に保ってくれる効果があります。

 

・鉄骨造(S造)

鉄骨造は、建物の柱などの骨組みに鉄骨を使用した構造を言います。建材に鉄骨を使用することで、木造住宅よりも高い強度を実現しています。

 

・鉄筋コンクリート造(RC)

主に柱や梁、床・壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたものを指します。

 

・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み入れ、さらにコンクリートを打ち込んで施工した建物のことを言います。

 

階数

階数については、1階の場合には外から室内が見えてしまいやすいことや害虫が入ってくるリスクは高まります。一方、4-5階くらいの高さになると窓を開けていても蚊などが入ってくることもだいぶ減ってきます。

 

また、最上階は眺望が良く、上の階がないことから騒音リスクも少ないことから最も人気のある階層です。しかし、屋根に直射日光があたるため熱が貯まりやすく、家賃も一番高くなるケースが多いので注意が必要です。住環境だけを考えるのであれば、最上階の一つ下の階がおすすめです。

 

その他お部屋関係

・間取り、広さ

・収納の有無(クローゼットか押し入れか)

・洋室か和室か

 

 

物件の立地

・駅からの距離
・通勤時間
・電車の本数


電車の本数は見落としがちですが本数が少ない場合は、乗り遅れたときのリスクが大きいので、その分早く自宅をでなければいけません。そうすると結果的に通勤、通学時間が長くなってしまうので、必ず電車の時刻表も見ておきましょう。

 

また、東京の場合には新しく乗ることになる電車の混雑率なども調べておくとよいでしょう。特に中央線や横須賀線などは混雑がひどいですが、意外にも山手線などは混雑率が低めです。東京の通勤ラッシュは本当に過酷なので少しでも混雑の少ない路線を選ぶと通勤が楽になってよいと思います。

 


周囲のお店や施設

・スーパー
・飲食店
・コンビニ
・ドラッグストア
・100均
・銀行、ATM

 

毎日の生活で使うスーパー、コンビニ、飲食店などは駅から自宅の通勤コースにあるといいですね。普段の通り道に必要な店、施設がないと回り道をしなければならず手間になります。

 

 

その他

・内見可能日、入居可能日

・グーグルマップで建物の外観や近隣の様子を見てみる

 


内見はいつから始めるべきか

インターネットで物件をいろいろと調べてみて、下記の条件に当てはまる方は不動産屋にメールや電話で内見を申し込んで内見に行きましょう。

 

・住みたい地域、間取りの家賃相場がわかってきた
・間取りや設備など自分の希望する条件か明確になってきた
・引越しまで時間がない!

 


次回は、内見予約を入れたあとの準備について書きたいと思います。

内見が決まったら(事前準備)

不動産屋に内見の申し込みをしたら、準備をして内見に行ってみましょう! 

 

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大きい家具の大きさをはかってメモを取る

大きい家具の大きさをはかってメモを取っておきましょう。

大きい家具は場所も取りますし、物件によっては設置が不可能なケースも。

必ず事前に大きさを図って、もっていけるか確認をしましょう。

大きさを図っていく必要がある主なものをあげておきます。

・洗濯機
・冷蔵庫
・ベッド
・ソファ

特に洗濯機についてはドラム式洗濯機を使用している方は、横/縦/高さに加えて防水パンのサイズ、蛇口の取り付け高さも図っておきましょう。

物件によっては入らないケースもあります。

 

 

内見時の持ち物

内見に行くときには以下のものを持っていきましょう。

・メジャー

家具が入るかということであったり、家具の配置イメージをする場合、また窓枠のサイズを図ってカーテンのサイズを決めるのに必要になります。


・スリッパ

不動産屋の方が持ってきてくれることもありますが念のため。内見する物件によってはまだクリーニングがされておらず埃っぽい部屋もあります。


・カメラ(スマホ

内見は何件も回っているとどうしても各物件の印象が薄れてきます。写真を撮って後で見返せるようにしておきましょう。(写真を撮る前には念のため不動産屋に一言言っておきましょう。)

 

・身分証(運転免許証など)、収入証明書(源泉徴収票など)

もし、物件が気に入った場合にすぐに申し込みをいれるため、これらの書類を持っていきましょう。自分が気に入るような物件の場合は、ほかの人も気に入ってすぐに決まってしまうケースが多いです。何件か内見をして目が肥えてきたら、気に入った物件にすぐに申し込みを入れられるように準備をしておきましょう。


・メモ帳、ペン等

 


次回は実際に内見に行きましょう。

引越しに伴う住民票、マイナンバーカードの移動手続き(住所変更)

引越しにより住所が変更になった場合には、住民票(正確には住民基本台帳といいます。)の移動手続き(住所変更)が必要になります。

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住民票には、氏名、生年月日、性別、住所、世帯主との続柄などが記録されており、国民健康保険国民年金、児童手当、選挙人名簿への登録など各種行政サービスの基礎となっています。

 

住民票の移動は法律上の義務ですので、正当な理由がなく届出をしない場合、5万円以下の過料に処されることもあります。

 

引越しにより住所が変わったあとも、新しい市区町村で行政サービスを確実に受けられるようにするため、住民票の住所変更の届出は確実に行いましょう。

 

手続きは、引越し前と引越し後の住所の関係で2種類のやり方がありますのでご注意ください。

 

 

1.引越しにより同一の市区町村内で転居される場合


【転居した日から14日以内に】
住民票のある市区町村の役場(市役所や区役所)に転居届を提出します。具体的には、役所の窓口で住民異動届という用紙を貰い、転居届にチェックを入れ、住所、氏名、生年月日などの必要項目を記入して提出をして手続きをしてもらうことになります。

 


2.引越しにより他の市区町村に転出・転入される場合


【転出前に】
引越前の市区町村の役場(市役所や区役所)に転出届を提出して転出証明書を受け取ります。この手続きは、郵送でもできるので平日に窓口に行くのが難しい会社員の方などは郵送で行いましょう。

 

【転入した日から14日以内に】
引越先の市区町村の役場(市役所や区役所)に転出証明書を添えて転入届を提出します。

 

3.運転免許証の住所変更も行う場合

 

運転免許所の住所変更も行う場合には、住所の証明として住民票が必要になります。

 

役場で住民票の住所変更の届け出をするついでに、住民票を1通発行しておきましょう。

 


4.住民票の住所変更手続きを行う際の持ち物

 

住民票の住所変更手続きには以下のものが必要になりますので持っていきましょう。


・本人確認証明(運転免許証など)

・印鑑(必要でない市区町村もありますが念のため持っていきましょう。)

マイナンバーカード、マイナンバー通知書(住民票とあわせてこちらも役場で住所変更手続きを行いましょう。)

 

 

住民票の移動手続きはやったことがない人にはなんとなく面倒に感じるかもしれませんが、やり方が一度わかってしまえば簡単に行うことができます。

 

手続きは法律上の義務でもありますので、引越しに伴って素早く済ませてしまいましょう。

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